ペトラのオベリスクは低いものばかり。
シーク(Siq)の入り口に設けられていたゲートにかかるアーチの跡
シーク(Siq)とは、狭い岩の裂け目の意味。両側を60〜100mの岩に挟まれた通路が形成されている。岩に見える溝は、右側が飲料水用、左側が灌漑水用の水路。
狭くて暗いシークを歩いていくと、やがてエル・ハズネ(El Khazneh)が現れてくる。
ヘレニズム文化の影響を受けた外観は、「インディー・ジョーンズ/最後の聖戦」で有名。その高さは40m強。赤っぽく見えるのは、鉄分を含む岩だから。
5,000人を収容できると言われている劇場。エル・ハズネ(El Khazneh)等と比べると痛みが激しい。
入り口の両側にライオンが彫刻されている。
エル・ハズネ(El Khazneh)よりも大きな神殿。この周辺の岩には硫黄が含まれているため、黄色掛かっている。
柱廊通りから眺める。
クブサ山(Jabal Khubutha)の中腹に並んで設けられた墓。かなり痛みが激しい。
ローマ劇場の横の階段を上った山の頂上にある祭壇。
頭部にはかつて飲み水が流れてのか。
右側には、ペトラでは珍しい石組みの壁が作られている。
名前の通り食堂だったのだろうか。内部にまで繊細な彫刻が施されている。
内部には、棺桶を埋めたと思われる溝が多数残る。
モーゼが自らの杖で岩を叩いたところ水が湧き出てきた場所といわれている。現地の人は今でもここに水を汲みに来ている。
モーゼの泉で売られている砂絵の砂はペトラの砂ではないらしい。その分(?)ペトラ遺跡内より格安。